2月末から今にかけて、自分が良く予定だったライブがことごとく中止となっており、書く記事もありません。
が、日経新聞のコラム「春秋」を見て思うことがあったので記事を書きました。
中止(または延期)になったライブは覚えている限り
※2020年4月4日時点
2/29 のんフェス2
3/7 スペースシャワーツアー
3/12 羊文学
3/24 ハルカトミユキ
3/29 Saucy Dog
4/2 Drop's
4/4 米津玄師
4/14 ハルカトミユキ
4/19 ハンブレッダーズ
4/22 チリヌルヲワカ
こんなところでしょうか。ライブを見る側としてはライブが中止になればチケットの返金があるし、ライブの振替講演もある。
ライブをする側としてはどれだけの損失なのか計り知れないですよね。体力のない会社であれば撤退も辞さないかもしれません。
志村けんさんが亡くなった翌日の日経新聞のコラム「春秋」から抜粋です。
----------------------------
あらゆる表現行為にはどんな効果があるのか。米国の作家カート・ヴォネガットはかつての講演で「坑内カナリア芸術論」なる自説を開陳した。表現者は高感度だ。ゆえに炭鉱の坑道で有毒ガスを探知するカナリアのように、社会の危険な変化を発信するのだ。
「きょうこの会で私にできる最善のことは、(坑内のカナリアのように)気絶することかもしれません。ところが、芸術家は毎日何千人も気絶しているのに、だれも全然注意を払ってくれないようです。」
中略
欧米の政府は、文化芸術に従事する個人や組織に対する公的支援を決めた。「文化は良い時にのみ与えられるぜいたくではない。」とはドイツの文化担当大臣の言だ。世界は未曽有の危機に立ちすくむ。こんな時こそ、カナリアたちの歌声を守りたい。
---------------------------
日本の政府の方々はちゃんと日経新聞読んでますか。
安倍さん、海外からアベノマスクと揶揄されている場合じゃないですよ。
スガナミユウさんが会見を開いた=私が想像するよりよっぽど酷い状況になっていることが想定できます。
文化に理解のある人がトップであればここまで深刻な事態にはなっていなかったのかな。
一刻も事が改善されますように。